10月29日に、登山道から斜面に滑落する事故がありました。(2021.10.30付け福井新聞参照)幸い軽傷で、自力下山されたようです。
10月31日に、会員他4名で、滑落現場の確認と、登山道整備に行って来ました。
滑落場所は、ナメ滝の少し手前のほぼ水平に沢を高巻いていく場所で、10m程の滑った後がありました。特別危険な場所ではありませんが、道を拡幅するとともに、念のため、ロープを設置しました。
今回は、飯盛寺から尾根に上がるまでの区間の登山道のチェックと、整備を行いました。目印テープの補充、一部、道の拡幅等を行うとともに、ナメ滝先の急斜面にロープを設置しました。このコースは、標識等が十分設置されており、道迷いの心配は少ないかと思いますが、獣道が沢山あり、標識、テープを見失わないように歩いて頂きたいと思います。また、尾根に出るまでは、基本的に沢沿いのトラバース道ですので、今回のようなスリップ事故には、十分注意して下さい。特に、雨の後で、ぬかるんでいる場合は、要注意です。